薄桜鬼血碧録 第22話(最終話)感想

今日は長いですよ〜。時間のある方のみお進みください。ネタばれ注意。

せっ・・・切ない。泣ける。
ラスト近くに回想シーンとノーマルEDの新選組全員後ろ姿画像を持って来られたアレはダメゲームプレイ中にも泣いたけどまた泣いちゃったよ何度泣かせりゃ気がすむ薄桜鬼。
今回は割に駆け足で進んだ気がする最終回。
もう少し土方と千鶴との甘いシーンが見たかったかなぁとも思いましたが、乙女ゲームの中でも甘いシーンが少ないと評判の薄桜鬼なのでアニメでベタベタするのも違和感ありまくりだなと思い直しました。
最終回に来てようやくデレ始めた土方に萌える萌える。
自分の背後に千鶴を乗せちゃった乗馬シーンには、
「いやぁ土方はそんなことしないだろうよ周囲の隊士の目もあるし。それとも刹羅としての力を使い過ぎていて残りの寿命が短いと自覚している土方が少しの時間でも千鶴を傍に置いておきたいと思っての行動かも知れないなそう思うと切ないな」
なんてあのワンシーンだけで色々と考えちゃいましたが、一番に思ったことはこれ。
千景ちゃんとの戦闘シーンもっといっぱい見せてくれ〜!
短かったなぁ。時間の都合もあるんだろうけど短過ぎた。OPに桜の下で戦うシーンが流れるので最終回で戦うんだろうな、と期待してた分、
「え。もう終わり!?」
って感じで呆気に取られちゃいました。
戦闘シーン大好きな所為もあるんでしょうけど。やっぱり銃より剣ですよ。間合いが格好いいんだよねぇ。しかしこの回の千景ちゃんの作画は気合入ってませんかめっちゃ美人さんですよ。
今回の二期で不知火は登場も多くて佐之との絡みが多かったために台詞も多くて敵でありながら結構いい奴してて格好いいシーンが多かったのに、千景ちゃんの描写はあまり踏み込んでくれなくてゲームプレイして千景ちゃんに惚れた身としてはちょっと寂しかった。だからこそ最終回の土方との戦闘シーンは長めに描いて欲しかったんだよなぁ。ここって千景ちゃんが土方を本物の鬼と認めて、鬼としての名を与えるというクライマックスシーンですもんね。ゲームプレイ中感動しましたよなるほどゲームのタイトルは鬼の名前であり土方のことだったのかと。
本物の鬼と認める過程として傷を負っていて瀕死の状態の土方がそれでも千景ちゃんに喰らいついていくシーンをもっと長い時間見たかった〜。
総集編をなしにして、土方の前に千景ちゃんが現れてふたりで剣を構えるシーンをラストに22話目を終わらせて、23話目作ってその冒頭で長めの戦闘シーン描いて欲しかったなぁ。いやー、前半全部戦闘シーンでもいいよ。さすがに飽きるか(笑)。
ようやくの千鶴とのキスシーン。私は一度目のキスより二度目のキスに萌えました。土方に千鶴が自分の血を口移しで与えたキスですね。土方は瀕死状態なのでされるがまま。凄く萌えたんだよねなんでだろう。普段は貴方の後ろから付いていきます状態の控えめ千鶴ちゃんからのキスだったからかな。いや血を飲ませようとしただけなんでキスしたかったからしたわけじゃないんだけども。自分からキス仕掛けていくような女の子じゃないからね(そもそもこの時代にそういった積極的な女の子はそうそういないと思うけど)。だから萌えたんだな。普通の状態だったら絶対に見られないであろうシーンだから。土方が瀕死だったからこその口移しキスシーンですもんね。
受け身の土方。実に新鮮で良かったです。
それから何と言ってもいいのがこの時の会話ですね。最後に照れたように、
「うるせぇ・・・」
って言う土方がね!もうね!可愛い!瀕死状態で血だらけでも可愛いんです。言い方がいいんですよ瀕死だからかすれたような声の癖に甘さがてんこ盛りなのです。この短い一言に千鶴に対する愛情が溢れてるの。三木さんGJ!
そうだ、これを書かなくては。心に残ったのが、
新選組を率いる勤めが終わったら死んでも構わないと思っていたが、生きたいと思う理由が出来た」
千鶴に対する愛情を自覚した土方が、千鶴にそう告げるシーンで、
「良かった・・・、生きたいと思ってくれて。本当に良かった」
と切羽詰まったような声で言う千鶴のこの台詞です。
そりゃそうです、好きな人が生きて行こうとする意志を失っている姿を見るのは辛過ぎます。近藤さんを失ってからというもの、土方は以前の土方とはどこか違ってましたからね。近藤さんを失ってばかりの頃よりは見た目は随分と立ち直ったように見せてましたが、常に傍にいる千鶴には分かるんでしょう。何処か今までの土方とは違いいつ崩れても可笑しくない危うさがあったことを。
でも今の土方は自分のために生きて行こうとしてくれている。千鶴からしてみればこんなに嬉しいことないですよね。この台詞を口にした時の千鶴の気持ちを思うとうるっと来ます。
そしてラストシーンですが、土方は生きているのかそれともここで命尽きたのか、どちらなのかを視聴者側に委ねるような終わり方でした。良くある終わり方ですが、私はこれで良かったのかなぁ、と思います。多少消化不良な感もありますけどね。もしかしたらDVDのおまけで「千鶴と土方のその後」という感じの数分間の映像が付いてくるんかしらん、と思わないこともないような終わり方。これだと生きていることが前提になっちゃいますけど。私は土方は砂になっていないことと千鶴の涙を拭いた指が明らかに土方の指であったことから一命は取り留めたのではないかと思ってます。そう思わせてくださいせめて。でないと切な過ぎる(涙)。
一期二期通じて乙女ゲームのアニメ化でありながら甘さは抑え目に、史実にかなり忠実に作られていた良アニメだったと思います。スタッフの心意気が伝わって来ましたね。皆さんお疲れさまでした〜。声優さんの演技にも脱帽です。
梁明録ますます欲しい。PSPに移植されるまで待つべきか。でも欲しい。
およ。これも今日発売。華ヤカ〜CDも今日だったよなぁ。今月は地デジテレビ買ったり工事が入ったりクリスマスがあったりで出費が重なるのでもう少しだけお預けです。

アニメ「薄桜鬼」ドラマCD ?改名秘帖録?

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無駄に長い文章を読んでくださってありがとうこざいます。
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