図書館戦争 教科書絡みの小ネタ

「きょーかん!凄いですよ今の高校生の教科書」
「こら笠原。間延びした呼び方するな。で、高校生の教科書がどうしたって?」
「業者さんがたまたま持ってて、懐かしくてじーっと見てたら一冊くれたんですけど。小さくて持ち易いし、小さい本棚にもすとっと入っちゃって省スペースです!小学校の教科書とは偉い違いですね」
「小学校の教科書はそんなに大きいのか」
「でかいなんてもんじゃないですよ。ランドセルめいっぱい使って入れてもぎりぎりです。低学年の子なんて入れるのに苦労するくらいで」
「そうか。俺達の頃はそこまで大きくはなかったけどな」
「…あれ?あたしの時はすでに結構大きかったですよ?ああ、あれですね。時代が違」
「それ以上言うなよ」
「あはは。ほんと懐かしい〜。ちよっと見てみようっと」
「ほう。確かに懐かしいな。…って、どうした、笠原。眉間に皺寄せて」
「きょーかん!この数学の教科書に出て来る問題の意味が分かりません」
「あ?答えが分からないんじゃなくて?問題が分からない?」
「はい。全然。何聞いてんだかさっぱり」
「笠原。おまえそんなんで良くここの入隊試験に受かったな」
「げっ!手塚?!あんた何時からそこに!」
「ちょっと貸してみ。…なんだ。こんな簡単なのが分からなかったのか。ほら。答えこれだから」
「うそ。合ってる…。たった数秒で答えやがった!」
「さすがは手塚だな。たいしたもんだ」
「恐縮です」
「…あ。何その顔!教官に誉められたらすっごく嬉しそう。あたしが誉めても絶対そんな顔しない癖に」
「笠原が俺のこと誉めたことなんて一度もないだろ。おまえ、こんな基礎中の基礎も出来ないんじゃまずいぞ。高校と言わず中学からもう一度やりなおした方がいいんじゃないのか」
「ちょっとそれ失礼極まりないんですけど!」
「悔しかったらこの教科書の問題全部解けるようになってみろよ」
「きょーかん!何とか言ってやってください」
「手塚、そのへんにしてやれ。笠原、教科書の問題はともかく座学の問題はもう少しすらすらと解けるように努力して欲しいもんだな」
「はーい。精進します…そこで手塚、勝ち誇ったような顔しない!」
「してねぇよ。俺は元々こういう顔なんだよ悪かったな」



何のオチもありませんが図書館戦争小ネタでした。
いやー。教科書片付けてる間中こんなネタ考えてましたね。そういう妄想しながらやってるから時間掛かるんだわ。
高校の教科書は小さくて見た目もセンスいいです。全部が小さいわけじゃなくて大きいのもあるんだけどね。逆に小学校の教科書はでかい。本棚しまうのに大変なんだよ。もうちょっと考えて欲しいもんだわもう卒業だからいいけどね。
そして話は変わって。

今日は悟空の誕生日ですね!おめでとう!
懐妊4のあとがきですが、あとがきはちよっと時間が掛かりそうなので後日書きますね。
明日朝起きる時間がいつもより早いもので。
3日の日にぱちぱちっといただきました!ありがとうございました。拍手いただくと本当に嬉しくて、ブログやSSの更新の糧になっています。本当にありがとうごさいます♪また遊びに来てくださいね!