堂上教官の魅力

管理人が大好きなそれぞれのキャラの魅力に付いて語ってみようシリーズ第二弾。
図書館戦争の堂上教官です。
最初に堂上教官に出会ったのは本の中でした。
アニメも放送されてなくて、そんな話もまだ出ていなかった頃のことです。
たまたま休みが取れてのんびりした土曜日にテレビをつけてました。画面にながれていた王様の○ランチ(←伏字の意味ないような気が・・・)で、図書館戦争の特集を放送していたのがきっかけで図書館戦争に興味を持つことに。
有川浩さんご本人が出演されていて、主婦の方だと聞いて驚きましたね。名前だけは聞いたことがあって、てっきり男性の方だと思い込んでいたもので。
滅多に家にいることのない土曜日で、しかもテレビをつけていたこと自体が珍しい。ましてや王様の○ランチは好きな番組ではありながらも数か月に一度見るか見ないかの番組。よくぞこの日に図書館戦争の特集を組んでくれたと、今では感謝してます。この番組見てなかったら本も読んでいないだろうしアニメも見ないだろうし、図書館戦争の存在を知らずにいたかも・・・。
有川浩さんが語る本の内容を聞いていてとても魅力的に感じました。私の大好物の戦闘シーンの描写もあるようですし。この小説なら私でも最後まで読めるかもと思い、数日後に本屋にて既刊本すべて買い揃えました。
ハードカバーで価格も結構しますから、途中で飽きてしまい最後まで読まずに本棚に放置プレイ、なんてことにはしたくなかったんですが、読み始めたらそんな心配は杞憂に終わりました。
郁と堂上教官の掛け合いが楽しくて、一向に飽きる気配がない。登場人物が皆魅力的で会話のセンスがいい。私にとってお気に入りの本のひとつになりました。
で、本の中の堂上教官の第一印象。
「何この人凄い好みなんですけど直球ど真ん中ストライクなんですけど!」
これでした。
頼りがいがあって常に冷静沈着な上司。これだけでポイント高い!
勿論小説だから実際に堂上教官の姿を見られるわけもなく、台詞や彼の行動から自分の頭の中で堂上教官のイメージを作り上げていたわけですが、アニメになって動くわ喋るわの堂上教官見たら、
「何この人イメージ通り、て言うかそれ以上!?」
とそれはもう狂喜乱舞でした。
ボイスの威力は脅威的でした。オーディションで決定したと聞きましたが、前野さんを選んでくれたスタッフの方に感謝したいです。前野ボイスだからこそ堂上教官の魅力が更に増したんだと思われます。
でも、あれですね。堂上教官も苦労が絶えませんよね。
面接官として面接会場に来てみれば、自分をやたらめったら誉めちぎっている女の子がいて、どうもその子は過去に自分がうっかり助けてしまった女の子らしくて。
そしてその女の子はあっさりと入隊試験に合格してましう。ここから堂上教官の苦悩が始まるわけで。
「彼は私の王子様だ」と憚らず公言してる癖に、彼女は自分の顔すらも覚えていない。
一体彼女をどう扱ったら良いのやら、と考えあぐねたりしたんじゃないでしょうか。もし自分がそんな立場になったとしたら扱いに困るなんてもんじゃないです。自分の部下になって欲しくないです、普通に接することが出来ないと思われます、変に意識しちゃいそう。
頻繁に「私の王子様」だの、「あの人みたいになりたいんです」なんて言われ続ける堂上教官も大変です。
『普通に接するべきなのは分かっているんだが、どうもあの時のことを持ち出されると平常心でいられなくなっているような気がする』
なーんて心の呟きが聞こえて来そうな気もします。
タスクフォースに郁が選ばれることも、あまり歓迎していない感じが随所に見られました。勿論郁の身体能力の高さは堂上教官も素直に認めるところでしょうが、タスクフォースの練習や任務がどんなに大変か、ましてや女である郁の身体にどれだけの負担が掛かるか、そのあたりが心配で仕方なかったんだろうな、と。心配性の苦労性ですからね、堂上教官は。
いつも口調は人一倍厳しいけど、必ず見守っていてくれるという安心感を与えてくれる人ですよね。だからこそ最初は自分に厳し過ぎる堂上教官に対しあまりいい印象を抱いていなかった郁も、彼の人となりを知っていく度に惹かれたんでしょうし。
私も郁に劣らず惹かれちゃいましたが。だって理想が服着て歩いてるんだもんなぁ。
どんな状況に陥っても常に冷静な判断が出来て、芯がしっかりしていて頼りがいがある、大人の男。
こんな人を旦那さんにしたら、天変地異が起ころうと第三次世界大戦が起きようと、夫婦で無事に生き延びていけそうな気がする。戦闘知識もありますからね。心強いですよ。
そう言えば、堂上教官も結構あれで可愛いところありますよね?そういう男性に弱いんです。
拍手、ありがとうこざいました!
また来てくださいね。
さ、次は眼鏡克哉だ。頑張って語ります♪