東京都青少年健全育成条例

非実在青少年〈規制反対〉読本

非実在青少年〈規制反対〉読本

今更ながらに興味を持ち↑の本が読みたくなりました。
今現在は「非実在青少年」という一文は排除されているようですが、これが可決されていたら大変なことになっていたのね〜。
「年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの(以下「非実在青少年」という。)を相手方とする又は非実在青少年による性交又は性交類に行為に係わる非実在青少年の姿態を視覚により認識することが出来る方法でみだりに性的対象として肯定的に描写することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの」ウィキペディアより引用。
うーん。これは・・・。私の大好きな分野(笑)。
青少年の姿態を視覚により認識すること、とあるため小説は除外されていたようですね。
この「非実在青少年」という表現が削除されたことによって更に規制の対象が広がったのではないかという懸念の声も上がっていたり。
大手出版社10社が来年3月に行われる「東京国際アニメフェア2011」の不参加と協力を拒否する声明を出しました。よくやってくれた、という感じです。言葉で訴えかけてもダメなら実力行使しかない。頑張れ出版社!
何が問題って出版社の多くが集まる東京都でこの法案が可決されてしまうことが問題だ。何だかんだ言っても日本の中枢。全国への影響は半端ないですからね。
私もウィキペディアをさらりと流して読んだだけなので、そんなには理解出来てません(汗)。ですが今まで当たり前のように守られていた表現の自由が行政によって少しずつ規制されて、気付いた時にはリアル図書館戦争のような事態になっていなければいいんだけど、という焦燥感は感じました。
「青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの」

大丈夫。阻害されません。
普段リアルで一生懸命仕事や学校で頑張ってて、たまの息抜きでコミック読んだりゲームで架空の世界に飛んで楽しんで。ちょっとばかり色っぽい描写があったとしてもそれの何が有害なのか良く分からん。国民のささやかな楽しみを奪ってそんなに楽しいか←結構ご立腹らしい。
成立が否決されることを願ってやみません。
ところでこの法案、一体誰得・・・?
しかしまぁ、↑の表紙の男の子、好みだわ。
拍手、ありがとうございました!