ないのよね

小ネタと言えないほど短いですが図書館戦争。堂上教官が別人。所構わず積極的な教官なので苦手な方は要注意。


「きょーかん!コラボのティーバッグがありません!」
「あ?何だ突然」
「今日、ここの管理人がコンビニ行ったらしいんですけど。売っているはずの紅茶がなかったんです!」
「…ああ、映画とコラボしてるアレか。ここの管理人が住んでる場所って結構な田舎だろう。だからないんじゃないのか。都心行け都心」
「ここの管理人だけじゃなくて!あたしも欲しいんです!だって、図書特殊部隊カードっていうのが封入されてて、堂上教官Verってのがあるんですよ!あたし、それが出るまで買い続けますから」
「郁。カードなんていらんだろうが。目の前に本人がいるんだから」
「そっ、そりゃあそうなんですけどっ…!でも。せっかくのコラボだから記念に欲しいっていうか、って、ちょっ、堂上教官?!」
「俺は何時までおまえの教官だ?もうとっくに終業時刻は過ぎてるぞ。篤と呼べ、篤と」
「呼べませんよこんなところで!勤務時間外とは言えまだ図書館内ですよ。ちょっ、待ってください、堂上教官!」
「待てるか阿呆。記念に俺のカードが欲しくて、それが出るまで買い続けるなんて可愛いこと言うおまえが悪い」
「いや、だからここは図書館内だからっ、誰か来たらどうするんですか…っ」
「こんなに遅い時間まで残っているのは多分俺達ぐらいだろう。問題ないな」
「いやいや、警備員さんの巡回だってあるだろうし…って、ちょっと篤さん?!ダメですったらぁ!」


…郁危うし。篤さんダメですよ館内は。でも館内っていうのはシチュエーション的に萌え要素満載ですな。しかし最後には普通に篤さん呼びしてますね。あんなに思い切り呼べませんって言ってたのに。ぽろっと出ちゃったんだね、きっと。さて、堂上篤はからかってるだけなんだか本気なんだか。そのあたりはご想像にお任せで。
教官が図書館内でこんなことしちゃうタイプじやないのは重々承知してますが、たまにはこんな積極的な堂上教官もちょっと書いてみたかったもんで(^^ゞ
軽く流してやってくださいまし。
本当にないのよ、映画とコラボの日東紅茶。普通のパッケージのしかないのです。
何処へ行ったらあるのやら。
拍手、ありがとうございました!ブログとSSの更新の糧でございます。あたたかな拍手に癒されてます。本当にありがとうございました。是非また遊びに来てくださいね。お待ちしてます。