SS制作裏話  「Recollections」

たまーに突発的に語るSS制作裏話。
今回はキチメガSSの「Recollections」。
タイトル訳は「追懐、思い出、回想録」。
御堂さんに一目ぼれ、バレンタインにチョコをあげようとして見事克哉に阻止されちゃった少女が、ふたりのキスシーンを思い出しつつ台詞を言うところがあるので、そのあたりから付けたタイトルではありましたが…すみません、正直言うと適当に直感で付けました(^^ゞ
だいたいにおいて当サイトはタイトルの付け方がいい加減で適当です。あまりタイトル考えるの得意じゃないもので。
茶店が舞台の話は書くのだけでなく読むのも好きです。
主人公達が雰囲気のいい喫茶店でまったりと過ごす時間の経過を書くのが好き。
このSSでは決してまったり出来てませんけどね。特に御堂さんが。
このSSの舞台は個人経営の喫茶店ではないです。このあたりでは有名で数店舗構えてますが、全国区ほどの規模の大きさではない。適当な広さもあり、多少高級感もあってセンスの良い店なので人気の高い店。だけどそこまで敷居の高い店ではないので高校生でも入りやすい、というような。…うーん。どんな店?
オリキャラであるこの少女、見た目は派手さはないんですが、まぁそこそこに可愛くて男性にももてる、という設定。このSSより先にあげたバレンタイン話ではかなり純真無垢な女の子、みたいに見せてますが実際は違うわけです。克哉の言う通り、見た目で騙されちゃいけません。
実際可愛いしスタイルもそこそこいいしで男性に言い寄って来られることはあっても自分から告白したことは一切ないので、御堂さんにチョコをあげた時は恋愛の場数踏んでる彼女でもかなり緊張したご様子。
ただでさえ平常心ではないところに克哉から御堂さんへのふいうちの濃厚キスシーンですからね。
場数踏んでますからそれなりに経験は積んでいるであろう少女にとってもかなり衝撃的なラブシーンだったようです。
いやー、もうね。克哉ならやるかなと。
女子高校生にだって甘くないですよ?基本鬼畜ですから(笑)。
考えようによっては少女を子供扱いしたりせず女として認めていてその上できっちりと諦めろ、と言っているあたりはもしかして真摯な対応なのかなと。いやそんなことはないか。諦めろ、と強気の口調で言って釘刺しとけばいいわけで、何も態々キスしなくてもいいんだもんね。あー、でも諦めろって口で言っただけだとなんで諦めなくちゃいけないの、とか言われそうだからなぁ。付き合ってるって言っても信じてくれない可能性もあるし。キスシーン見せた方が手っ取り早いと思ったのかも知れませんね。
御堂さんは克哉ほど性格キツくないんで、若干対応の仕方が優しいですね。意図的にそうしました。克哉より御堂さんの方が器が大きいですから〜、そこは大人の対応で。分かり辛いけど少女に微笑んであげてますし、店を出た後もきっと少女をちらりと見遣ったと思います。
この少女、言い寄って来る男性ともよほど好みを外していなければ付き合っているようです。もしかしたらその男性の中に運命の人がいるかも、と期待して付き合い始めるのですがどうもしっくり来る人はいない…という状況。そのあたりはすれていない、というところも書きたかった。
御堂さんが店内にいることに気付いた彼女は決してそれを周囲の友達には明かさない。気付いたところで「今私が言ってたのあの人よ!それと一緒にいるのが恋人!」なあんてばらそうものなら大騒ぎになるのは目に見えてるし御堂さんにも店にも迷惑が掛かりますから。そのへんは察知して彼女も黙って座ったんだと思います。もちろん、御堂さんがわずかに微笑んでくれたことも影響しての行動だとは思いますが。
ゆるやかに時間の経過する喫茶店での御堂さんと克哉の何気ない会話を書くのが楽しかった。そして突然視界に飛び込んで来た少女との、会話なしの絡み書いているのも楽しいSSでした。
ぶっちゃけますとところどころ修正掛けてます(^^ゞ
キチメガ好きさんはぜひどうぞ。

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4日にキチメガ目当てをぽちっと押してくださった方、ありがとうございました!更新が止まっていて申し訳ありません。こんなサイトですがまた来てくださいね(*´ω`)